民間企業と似ている

歯医者の治療は自由診療と保険医療の2つの性質を合わせて有しており、実際の対応としては日本が定めた診察代を基準として患者の年齢や資産状況に応じて若干安くしたり高くしたりすることがあります。例えば初診料などは国の規定で600円、再診の場合は120円となっているものの、幼児の場合はこれがそれぞれその場の裁量で500円、100円となる、ということが十分にあり得ます。 基本的に歯医者の経営観念は民間企業と同じとなっており、患者にしても飲食店や小売店を利用することと同じような感覚で自身の要求を通してみることも決して悪くはありません。寧ろ患者にしても適度に欲をかいてみるということが重要であると言えるでしょう。

江戸時代にオランダから輸入された歯科医学の概念は明治時代になると初めて歯医者の開業試験が実施され、これによって歯医者という実践者の概念が生まれるに至りました。戦後になると学制の変遷と共に歯医者の養成機関も変遷を遂げており、大学の歯学科で歯科医師の免許を取得するという流れが一般的となりました。 ところが現在の日本では歯医者の資格者が寧ろ供給過多の状況にあり、それこそコンビニの件数を上回るほど歯科クリニックが乱立している状況にあります。歯医者の過剰問題を解決することこそが今後の歯医者の歴史に関わる問題として位置付けられており、歯医者という職能そのものの行く末をも左右する性質の問題とも言えるでしょう。